朝鮮学校に通っていたわけだが

【このブログを読む前に】の記事は必読です。

ボヤボヤぼやっきー

こちら必読

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私は朝鮮学校に通っていた頃の話をブログに綴っています。読む人によっては興味深かったり、不快になったりするかと思います。そんなことは書く前からガッテン!承知の助でブログを始めています。センシティブな題材だから仕方ないと思います。でも私は誰も踏み入ってこない、踏み入ってはいけない的な世の中に疑問を抱きます。なんでも肯定、保守的な意見を支持する世の中に疑問を抱きます。ちょっと待った。決して私は革命を起こしたがりなわけではありません。ただ自分の意見を持っているだけです。訴えかけることはあるかもしれませんが、強要するつもりもありません。ひとつの意見として誰かに届けばいいや、誰かのきっかけになればいいや、という思いでブログを書いてます。

 

私には朝鮮学校“外”で出会った在日朝鮮人の先輩、同輩、後輩がたくさんいます。みんな大事な友人です。もしかしたらこのブログを読んで縁を切りたいと思った人もいるかもしれません。それでも私の意思を受け止めて、変わらず付き合ってくれている在日の友人には本当に感謝しています。私はそもそも人種や国籍、思想で付き合い方・態度を変えるような人間ではありません。国際高校に入って変わりました。それまでは朝鮮学校に偏見を持っていました(詳しくはこちら)。私は人間性を見ています。合わないのなら付き合わなければいい、それだけのことです。もちろん仲のいい在日のなかに、私と正反対の意見を持つ友人がいます。だからと言って付き合いをやめたいとは思いません。その友人の人間性に惹かれているからです。

 

ラフな文面で書いているのには理由があります。とても簡単な理由です。この分野に興味のない人間にも気軽に読んでもらいたいからです。元々興味のないものに興味を持つということ、これがどれだけ大変なことなのかわかっているつもりです。ブログだけに限らず全てに通ずるものだと思います。ビジネス、人間関係、組織、政治。巻き込むということは本当に大変です。「知る」きっかけに出会うことはもっと大変です。だから工夫を重ねるのです。怖くならないように、感情的にならないように(とか言っておいて3記事に1記事のペースで感情的になってるw)、なるべく客観的に、意見よりも経験談を、重くならないように、と思って書いています。

 

ブログを読んでくれている人からは本当に色んな声が届きます。面白い、興味深いと関心を抱く声。軽々しく書くような題材じゃないという怒りの声。一番驚いたのは、知らない在日朝鮮人3世(私も3世です)の「(私を)教養したい」という声ですかね。正直その人は何が「教養」なのかわかっていないと思います。なぜなら私を含めた在日が云うウリナラ(北朝鮮)はもう存在しないからです。それを「教養」と云う人がいるという現実に驚きを隠せませんでした。けれど「信念」であるのなら、何も言わないです。自由なので。だから私にも自由があると思います。まぁ話題になってくれているだけ本当にありがたいです。

 

ブログがきっかけで色々な出会いがうまれました。これからも真摯に向き合い、積極的に学んでいきたいと思います。よろしくどうぞ!

 

ペロペロペローンw

 

 

余談:

 最近こんな本を読みました。

父・金正日と私 金正男独占告白 (文春文庫)

父・金正日と私 金正男独占告白 (文春文庫)

 

 著者は、私が高校時代に受講していた講義(朝鮮半島について)の先生です。彼が綴る言葉であれば信頼できると思い読み始めたのですが、んも~止まらん止まらんw3秒で読破w金正男という男についてよくわかります。少し胸が苦しくなったのは私だけ?感情移入しすぎ?w取材形式で書かれているから誰でもすらすら読めると思う。是非に!